2021年7月10〜12日に長野県と富山県にまたがっている黒部立山アルペンルートに行きました。
長野県側の麓にある大町温泉郷で1泊、雷鳥沢キャンプ場で1泊してきました。
1週間前からずっと曇りと雨が続いていました。当日もずっと曇っていて雨も降ったり止んだりしていました。
この時期は雪が残っているのか心配してでしたが、室堂周辺と雷鳥沢キャンプ場までの道は雪はほぼ溶けていました。アイゼンなどは必要なかったです。
ただ、霧がずっとすごかった。山の景色ほぼ見えず、20m先も見えない状況でした。
本当はテント泊後に雄山山頂まで登山するつもりでしたが、山頂に行っても霧で景色が全く見えないため、登山は断念。
だけど人がかなり少なかったので、ゆっくり観光はできました。
タイムスケジュール
- 7月11日
- 6:30 大町温泉出発
- 7:10 扇沢駅到着
- 8:00 関電トンネル電車バスで黒部ダムへ
- 8:15 黒部ダム到着
- 9:15 歩いてダムを見ながら黒部湖駅へ
- 9:20 黒部ケーブルカーで黒部平到着
- 9:50 立山ロープウェイで大観峰到着
- 10:10 トロリーバスで室堂到着
- 12:00 室堂出発。雷鳥沢キャンプ場へ
- 13:00 雷鳥沢キャンプ場到着
- 13:50 テント設営終了。昼寝。
- 7月12日
- 6:00 起床
- 8:00 テント撤収終了。室堂へ。
- 9:30 少しまわり道をして室堂到着。
- 10:20 室堂駅出発。一気に扇沢駅へ。
- 11:45 扇沢駅到着。帰宅。
大町温泉から黒部ダムへ
7月10日に大町温泉郷にある旅館に泊まりました。
この日も雨が降ったり止んだりを繰り返していました。
次の日の朝6時半に旅館を出発。立山黒部アルペンルートに向かいます。
大町温泉郷から扇沢駅までは車で20分ほど。
長野県側から黒部アルペンルートに入る人は、前泊するなら大町温泉周辺がおすすめ。大町温泉郷から扇沢駅までバスも出ているので、車でなくても行けます。
混んでいなければ無料駐車場があります。
扇沢駅で切符を買えますが、ネットで買った方が便利です。(切符の案内はこちら)
ネット買うと、メールでQRコードが送られてきます。扇沢駅にある発券機でQRコードをかざせば簡単に発券できます。混雑期はネットで買っておいた方がスムーズに乗れます。
ネットで買うと、最初に乗るバスの時間だけ指定します。あとは5日以内に往復すればOK。扇沢駅から富山県側まで一方通行で行けるチケットもあります。
ネットで買った場合は、キャンセルする時に手数料(500円ほど)がかかるので、当日の天気によって行き先を変える場合は当日切符を購入した方が良いかも。
8:15 黒部ダム到着。
奇跡的にちょっとだけ青空が見えました。(この旅行唯一の青空)
登山をしなくてもこのダムを見られただけでも来る価値あるはあります。
黒部ダムの歴史を知ることができる特設会場がありました。歴史を知れば知る程、黒部ダムの凄さが分かります。
黒部ダムの上を横断して、黒部湖駅へ。
黒部湖駅から室堂まではいくつかの乗り物を乗り継いで一気に1番人気の観光地、室堂へ。
途中で立山の山頂の真下を通過します。50年も前にどうやってこんなトンネルを掘ったのか。本当にすごい。
日本で屈指の絶景キャンプ場へ!
室堂に着いた途端、大雨と濃い霧。
何にも見えない。( ´△`)
5年前にも室堂に行きましたが、晴れていればこんなに絶景です。
室堂駅内にあるレストランで昼ごはんを食べながら雨が止むのを待ちます。雨は時々止むけど霧は全然なくならない。
待ってても仕方ないので、とりあえず雷鳥沢キャンプ場へ出発。
道に雪は残っていませんでした。みくりが池もかなりの絶景ポイントだったんだけどなあ。
1時間弱歩いて雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。5~6人ぐらいしかすれ違いませんでした。
室堂は標高2,450mで、雷鳥沢キャンプ場は標高2,280m。歩きやすい道をゆっくり下る感じなので、誰でも行けます。危ない道は特になし。
テントは4〜5張りしかありませんでした。キャンプ場の半分くらいは雪が残っています。
梅雨が明けて夏休みに入ると、テントが900張りぐらいになりトイレに1時間以上並ぶくらい激混みになります。それくらい絶景で人気のキャンプ場です。
キャンプ場までの最後の道だけ雪がまだ残っていました。普通の登山靴で問題なく通過できました。
13:00ごろに到着して、受付をしている時に急に大雨に。テントが張れなくて少し受付の中で待たせてもらいました。混んでいたら受付の中で待たせてくれなかった。空いててよかった。
テント泊は1人1泊1000円。
待っていても雨は止みそうになかったので、仕方なく雨の中テント設営。
テント設営が終わりかけたくらいで雨が止みました。
テントは4〜5張りぐらいしかなかったので、ゆっくりできました。ただ雲はずっとあったので、山の景色は見えず。
水場とトイレは受付棟の中にあって、比較的綺麗。水はそのままでは飲めず、煮沸してからなら飲んだり、調理に使ったりできます。水場は食器を洗ったり、歯磨き粉を使用するのはNG。
登山届けを記入できるので、登山する人は必ず提出してください。
夜になっても霧は晴れず。星空見たかったなあ。
夜中も雨が降ったり止んだりを繰り返していました。
霧が全く晴れず、立山(雄山)への登頂断念。室堂へ戻る。
次の日の朝。霧がより濃くなってきました。
この状態で山頂まで行っても景色全く見えないなと思い、雄山山頂までの登山は断念。大人しく室堂まで戻ることに。
雄山登りたかったなあ。
雨も降ってきたので、換気しながらテント内で朝食。
帰りの道の方が登り坂が多いので、少し大変ですが、1時間ほどで室堂へ。霧は相変わらずだったけど、雨は降っていなかったので、みくりが池周辺を少し回って室堂に戻りました。
室堂駅付近にある湧水は本当に美味しいので、水筒などに入れて持って帰るのがおすすめ。
室堂に戻ってからは乗り物を乗り継ぎそのまま扇沢駅まで着きました。
晴れなかったのは残念だったけど、久しぶりにテント泊できて良かった。
今度は晴れた時に行きたい!