キャンプ場で絶景を見るための事前準備5選!キャンプ場選びからすでに始まっている!

キャンプは自然に囲まれた場所で、景色を見ながら焚き火をしたり、ごはんを食べたり、写真を撮ったりすることが醍醐味です。

絶景を見るためには、キャンプ場選びから気をつけなければいけません。

どうせキャンプに行くなら素晴らしい景色を見たいですよね。

私はカメラが趣味なので、風景や星空を写真で撮ることがキャンプの目的の一つです。

今はNikonのフルサイズミラーレスカメラの「Z6」を使っています。

そこで、私がキャンプで絶景を見るために気をつけていることを紹介します。

どんな景色を見たいか決めておく(山、湖、海、川、星空など)

キャンプで見られる絶景にも色々な種類があります。

山、湖、海、川、星空、夜景、日の出、林間、紅葉、雪景色など・・・

廻り目平キャンプ場(2018年11月撮影)

全てを網羅しているキャンプ場はありません。

どの景色を見たいのかを明確にしてからキャンプ場を探した方が、行きたい場所を早く見つけることが出来ます。

「ダイヤモンド富士を見たい」「海に沈む夕日を見たい」「満点の星空を見たい」「湖に反射した山を撮りたい」など・・・

初めから見たい景色が決まっていれば楽ですが、まずはなんとなく「山を見たい」くらいのことは決めておいてから、ネットでキャンプ場を検索するといいと思います。

「大自然の中でキャンプしたいと思っていたけど、市街地に近くて夜景しか見られなかった」ということを防ぐことができます。

サイトから絶景を見る事ができるか

テントを張った場所から絶景が見られるかどうかも人によっては大事です。

キャンプ場によって、サイトから景色を見られるところと、キャンプ場の敷地内に絶景スポットがあるところがあります。

静岡県にある「ふもとっぱらキャンプ場」はフリーサイトで、だいたいとどこにテントを張っても富士山の絶景を見ることが出来ます。

ふもとっぱらキャンプ場(2020年1月撮影)

同じ富士山の絶景でも山中湖にある「Lake Lodge YAMANAKA」では、林間サイトにテントを張って、サイトから少し歩いたところに絶景スポットがあります。

Lake Lodge YAMANAKAはサイトから少し歩いたところに絶景スポットがある。富士山と山中湖と日の出(2021年3月撮影)
Lake Lodge YAMANAKAの林間サイトからは景色はあまり見えません。

どちらでも絶景を見ることはできますが、「テントの近くで焚き火をしながらゆっくり絶景を見たい」と言う方は、この点を気にしながらキャンプ場を探す必要があります。

サイト内から絶景を見られるキャンプ場は少ないです。この点を優先したい方は、注意してキャンプ場選びをしましょう。

星を見るなら新月かどうか

キャンプに行くなら天候は必ずチェックしますが、星空を見たいなら月が出ているかどうかも気にする必要があります。

満月だと、かなり星が見えづらくなります。

星空が見たい人や、星空を撮影したい人は月が出ていない新月の日をなるべく選んだ方が良いです。

2021年10月に星空が日本一綺麗に見られるキャンプ場として有名になった「銀河もみじキャンプ場」に行ったことがあります。

星空を撮影したくて行きましたが、満月だったため、月が明るすぎて星空をうまく撮影できませんでした。

阿智村にある銀河もみじキャンプ場。満月だったけど、それでも綺麗でした。(2021年10月撮影)

月の満ち欠けとかを全く気にしていなかったので、事前準備不足でした( ; ; )

銀河もみじキャンプ場は星を見る環境が整っていたので、満月でも星空がある程度見れましたが、普通のキャンプ場だと星空があまり見えなくなってしまいます。

「星空を撮影したい」という人は、天候だけでなく月が出ているかもチェックしましょう。

銀河もみじキャンプ場は星空以外も絶景でした。(2021年10月撮影)

朝日を見たいのか、夕日を見たいのか

日の出を見たい方や、サンセットを見たい方は気にする必要があります。

特に、「山から昇る太陽を写真で撮りたい」「海に沈む夕日を見たい」などの目的がある方は、山や海がある方角なども気を付けた方が良いでしょう。

浩庵キャンプ場の日の出と本栖湖と富士山(2019年8月撮影)
津原キャンプ場の西湖に沈む夕日(2019年11月撮影)

これはキャンプ場のサイトからではなく、実際に行った人が書いたブログやSNSを参考にした方が良いです。

インスタグラムなどのSNSの写真を信じすぎない

Foresters Village Kobittoで見た初日の出(2022年1月)

行きたいキャンプ場を調べるときに、SNSの写真などを見て決める人もいると思います。

SNSではおしゃれな写真がたくさんありますが、簡単に写真を加工できるため、全てを100%信じてしまうと危険です。

特にインスタグラムは、どんな写真も簡単に色鮮やかにしたり明るくしたりできるので、その写真をそのまま見られるとは思わない方が良いでしょう。

曇りでもまるで晴れているかのような写真にすることができるので、実際に行ったときに「思ったほどじゃないな・・」とガッカリするのはもったいないです。

私もインスタグラムに写真を加工してアップしているので、加工するのが悪いとは思いません。

その写真を見てキャンプに興味を持ってくれたり、良いキャンプ場を簡単に広めることができるので、むしろSNSは素晴らしいツールと思っています。

SNSで有名な写真は、撮った人のカメラ技術や天候などがうまく噛み合った結果の素晴らしい写真なので、その写真の景色を過信しすぎないようにしましょう。

筆者のインスタグラムから。天候やタイミングが奇跡的に噛み合った結果の景色なので、行ったらこの景色を必ず見られるとは思わないように。

まとめ


ふもとっぱらキャンプ場(2020年1月撮影)

私は「どんな写真を撮りたいか」でキャンプ場を選ぶことが多いです。

事前調査が大丈夫なのは分かっているけど、忘れてしまって「こんな景色だったっけ?」と後悔してしまったことが何回かありました。

自分がそのキャンプ場に行った時は最高の条件で絶景を見ることができるだろう、と思い込んでしまっているのかも。

絶景キャンプ場と言われているところに行って、「思ったほどじゃないな・・」と感じてしまうのは、事前準備不足だったか過剰に期待しすぎてしまったりした時です。

紹介した5つの注意点に気をつけながら、絶景キャンプを楽しんでください!

 

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