【全国旅行支援にも対応】山小屋泊でも県民割・地域ブロック割を利用できる?どうやって予約すればいい?【登山・トレッキング】

※県民割は2022年8月末まで延長となりました。(7月12日更新)

県民割・ブロック割は9月30日まで延長になりました。(8月27日更新)

県民割・ブロック割は10月10日まで延長

2022年10月11日から全国旅行支援がスタートします。(2023年7月以降も延長中!)

紅葉の季節になり、テント泊登山や小屋泊登山を計画している方は多いと思います。

そこで、山小屋などで宿泊する時は県民割や地域ブロック割を利用できるのか気になったので、調べてみました。

結論から言うと、県民割(全国旅行支援)を利用できる山小屋とできない山小屋があります。テント泊では県民割(全国旅行支援)を利用できません。

県民割が利用できるかどうかは、山小屋の公式サイトから直接確認する方法が一番確実です。

テント泊では利用できませんが、山小屋で利用できる場所もあります。

「どの山小屋で利用できるか」「どうやって申し込めば良いか」「利用条件はなにか」などを紹介していきます。

どうやって申し込める?

楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトでは、基本的に山小屋の宿泊予約はできません。

それぞれの山小屋の公式サイトからネット予約または電話予約になります。

「県民割を利用できる山小屋から選んで、登る山を決めたい」という方は、県民割ごとに発表されている「利用できる宿泊施設一覧表」を見れば分かるかもしれないですが、一覧表から探すのはかなり面倒で分かりづらいです。

全国の山小屋の情報がまとまっていて検索したり予約できるようなサイトはないので、それぞれ山小屋の公式サイトから県民割が利用できるかを確認するしか方法はないようです。

公式サイトに県民割について載っていなくても、利用できる可能性もあるので、電話で直接確認するのが確実でしょう。

利用条件

山小屋のチェックイン時に下記の提示をする必要があります。

<全国旅行支援の利用条件>
①ワクチン接種記録またはPCR検査などの陰性証明の確認
 ワクチン3回接種済みの記録またはPCR検査などの陰性証明の確認
 ※都道府県によって少し変わる可能性あり。(同じ県内在住者なら2回接種でも良い県もあり)
※①は2023年5月8日から提示の必要がなくなりました。
②名前、住所が確認できる書類の提示
 免許証、保険証、マイナンバーカードなど

各都道府県の全国旅行支援の詳細はこちら

県民割も全国旅行支援も利用条件は基本的に同じです。(都道府県によって若干の違いがある可能性があります)

宿泊先のチェックイン時に上記の提示をします。もちろん宿泊者全員分必要です。

ワクチンを接種していない人でも宿泊直前(72時間以内)にPCR検査などを受けて、陰性証明書を手に入れれば問題なく県民割を利用できます。(2023年5月8日以降は必要なし)

問題がなければ、チェックイン時にクーポンを受け取ることができます。

都道府県や宿泊先によって条件やクーポンの受け取り方法が違う場合もあるので、事前に最新情報を確認しましょう。

県民割(全国旅行支援)を利用できる山小屋

硫黄岳山頂から見た南八ヶ岳

私が調べた中で、県民割を利用できる八ヶ岳、北アルプスの山小屋を一部紹介します。

八ヶ岳周辺の山小屋

下記の4つの山小屋は、「ちの割」という割引も県民割(信州割SPECIAL 宿泊割)と併用して利用できます。さらにお得に利用できるかも!

長野県、群馬県、埼玉県、新潟県、富山県、石川県、山梨県、岐阜県、静岡県に加え、福井県、愛知県、三重県在住者がちの割と県民割を利用できます。

ちの割【第4弾】 蓼科・八ヶ岳・白樺湖・車山 – 今だからこそ、人生を豊かにする旅を! (chino-wari.jp)

オーレン小屋

桜平駐車場の登山口から、硫黄岳や天狗岳に登る途中にある山荘です。初めての八ヶ岳登山におすすめです。

オーレン小屋公式サイトはこちら

黒百合ヒュッテ

公式サイトより

北八ヶ岳の黒百合平にあります。渋の湯登山口または唐沢鉱泉登山口から行くことが出来ます。

硫黄岳への登山や八ヶ岳の縦走のための利用者が多いです。

黒百合ヒュッテの公式サイトはこちら

白駒荘

公式サイトより

白駒池畔に建つ、今年で100周年を迎える山小屋です。

標高2,100mを超える高所で、登山者だけでなく周辺にある苔の森などでのトレッキングを目的に宿泊する人もいます。

白駒荘の公式サイトはこちら

美濃戸高原ロッヂ

公式サイトより

南八ヶ岳の登山口にります。全室個室で、周辺のトレッキングもできます。

八ヶ岳最高峰の赤岳や、八ヶ岳縦走の出発地点として利用者が多いです。

美濃戸高原ロッヂの公式サイトはこちら

北アルプスの山小屋

燕山荘(えんざんそう)グループに属する山小屋では長野県の県民割(信州割SPECIAL 宿泊割)を利用することが出来ます。

いずれの山荘も公式サイトから予約が出来ます。

燕山荘グループのサイトはこちら→信州割SPECIAL宿泊割 (enzanso.co.jp)

燕山荘(えんざんそう)

北アルプスの燕山(つばくろやま)頂上付近にある燕山荘(えんざんそう)で県民割を利用できます。

燕山荘が主催するツアーでも県民割を利用できるようです。

燕山荘の公式サイトはこちら

有明荘(ありあけそう)

公式サイトより

燕山の登山口にある山荘です。中部山岳国立公園内の中房渓谷にあり、標高1,380mに位置しています。

天然温泉があり、日帰り入浴もできます。

有明荘公式サイトはこちら

大天荘(だいてんそう)

公式サイトより

大天井岳(おてんしょうだけ・2,922m)頂上まで10分のところにある山荘です。

槍ヶ岳や穂高連峰を眺めることが出来ます。

大天荘の公式サイトはこちら

まとめ

山小屋は「簡易宿所営業」許可を得ているので、基本的に県民割の対象になります。

元々シーズン中はすぐに満員になる山小屋や、県民割を利用する事務手続きの対応が難しい山小屋などは、あえて県民割を利用できないようにしている可能性もあります。

登山口にある山小屋もあるので、そこを拠点に登山するのもアリだと思います。

宿泊代が半額近く安くなって、クーポン券ももらえるのでかなりお得です。普段テント泊ばかりの人は、たまには小屋泊をしてみるのもいいかもしれません。

県民割(ブロック割)全国旅行支援(2022年)全国旅行支援(2023年)
実施者都道府県都道府県都道府県
期間10月10日宿泊分まで10月11日〜12月27日宿泊分まで2023年1月10日~
7月以降も継続中!
割引率(額)旅行代金50%OFF
上限:5,000円)
旅行代金40%OFF
上限:交通付き宿泊8,000円。宿泊のみ・日帰りは5,000円)
旅行代金20%OFF
上限:交通付き5,000円
、宿泊のみ3,000円、日帰り3,000円
クーポン最大2,000円平日3,000円
休日1,000円
平日2,000円
休日1,000円
最大補助額7,000円11,000円7,000円
補助対象地域ブロック内の都道府県からの旅行全国の都道府県からの旅行
(各都道府県からの申し出により変更あり)
全国の都道府県からの旅行
(各都道府県からの申し出により変更あり)
条件①ワクチン3回目の接種証明または
PCR検査等の陰性証明の提示
②氏名や住所の証明書の提示(免許証、健康保険証など)
①ワクチン3回目の接種証明または
PCR検査等の陰性証明の提示
②氏名や住所の証明書の提示(免許証、健康保険証など)
①ワクチン3回目の接種証明または
PCR検査等の陰性証明の提示
2023年5月8日以降は提示の必要なし
②氏名や住所の証明書の提示(免許証、健康保険証など)
参考サイト県民割(旅行クーポンサイト!)全国旅行支援(旅行クーポンサイト!)全国旅行支援の最新情報(travelersnavi.com)

ちなみにキャンプでも、グランピングやコテージ泊で県民割を利用できます。

県民割・地域ブロック割はキャンプ場でも利用できるの?申し込み方法や対象地域を紹介!

全国旅行支援の詳細はこちらから

2022年10月11日から県民割を全国に拡大した「全国旅行支援」がスタートします。(2023年3月31日まで延長中)2023年7月以降も延長!旅行するなら、全国旅行支援を知らないと本当に損してしまいます。県民割と全国旅行[…]

最新情報はこちらでチェック!

最新情報をチェックしよう!