2023年7月15~17日に開催していた夏フェスのap bank fes’23に参加しました。
最高気温が37℃以上の中、7月16,17日の2日間参加してきました。
この時期の野外での夏フェスは熱中症で倒れる人が続出するくらい危険な暑さになります。
そこで、夏フェスに10年以上参加し続けている私が、夏フェスに持ってい行って良かったものを紹介します。
体調が悪くなったら楽しかった思い出も半減してしまいます。しっかりと対策していきましょう!
服装編
Tシャツ、短パン、サンダルで行っても涼しいかもしれないですが、少し工夫するだけでもっと涼しくなります。
特に服の素材に気をつけると、より快適に過ごすことができます。
ユニクロのエアリズム(インナーシャツ)
夏フェスではフェスTシャツを着る人が多いと思います。
フェスTシャツはほとんどが綿素材です。肌触りが良くて汗も吸い取ってくれるのですが、速乾性も消臭性もなく、長時間外で着るのには向いていません。
そこで、Tシャツの下にインナーシャツを着ることをおすすめします。
汗を吸い取ってくれて、速乾性もあり、汗の臭いも抑えてくれるようなものが良いです。
私のおすすめはユニクロの「エアリズムデオドラントメッシュVネックT(半袖)」です。
ユニクロ公式 | エアリズムデオドラントメッシュVネックT(半袖) (uniqlo.com)
速乾性と通気性と消臭効果があり、縫い目がなく肌触りも良いです。
色は白、黒、肌色の3種類ありますが、特におすすめは肌色です。白のTシャツの下に着ても透けないので、違和感なく着れます。白や黒だとVネックの部分が透けてしまうことがあります。
普段仕事でワイシャツを着る人のインナーシャツとしてもおすすめです。
1枚990円で安いのも最高なポイント。私は仕事用に5枚持っています。
フェスTシャツを着ない人は、アウトドアブランドなどで発売している高機能シャツがあると快適に過ごせると思います。
帽子(ツバ付き)
直射日光を避けるために、帽子は夏フェスには必須アイテムです。
頭が守られているだけでも暑さの感じ方がかなり違います。頭から汗が流れ落ちないようにする目的もあります。
キャップでも良いですが、首も日光から守りたい場合は360度ツバの付いたハットが良いです。首も守ることで体感温度は変わってきます。
食べ物・飲み物編
暑さ対策、熱中症対策には食べ物と飲み物をどうするかによってかなり違ってきます。
特に冷たい飲み物をずっと飲み続けるためにどうすれば良いか、不足しがちになる塩分をどう摂取するかが大事です。
凍らせるペットボトル
コンビニなどで売っている凍った飲み物は重宝します。
会場付近で買おうとしても売り切れている場合がほとんどなので、前日などに買っておいて、ペットボトルカバーを付けて持参するのが良いでしょう。
意外と昼過ぎまで冷たく飲むことができます。
粉のスポーツドリンク
塩分やミネラルを摂れるスポーツドリンクは熱中症対策としてとても有効です。
私は粉のアクエリアスを水筒に入れて持っていきました。
予備の粉のアクエリアスを持ってい行っておいて、現地で水だけ買ってアクエリアスを作っていました。
現地でペットボトルを何回も買うより安く済み、水筒に入れることでずっと冷たい飲み物を飲むことができます。
塩分タブレット
炎天下の中ずっと外にいるので、ずっと汗をかき続けます。
気づかないうちに体内の塩分が失われていき、熱中症になってしまいます。
飲み物以外でも塩分を摂れる食べ物を用意しておいた方が良いです。
特に塩分タブレットは気軽に食べられるのでおすすめです。
暑さ対策グッズ
服装や食べ物飲み物だけでは暑さ対策は不十分です。暑さ対策グッズは最近はどこでも見かけるようになったので、手軽に買えると思います。
手持ち扇風機
「これだけ暑いと、ただ暖かい風が来るだけで涼しくならないのではないか」と最初は思っていましたが、風が来るだけでもだいぶ暑さが和らぎます。
うちわでも良いですが、ずっとあおぐのも体力がいるので電動の扇風機の方が良いと思います。
小型の手持ち扇風機でも、1日は充電持つので、ガンガン使いましょう。
冷感タオル
タオルは夏フェスで必須アイテムですが、特に冷感タオルはおすすめです。
水に濡らして使用するタイプの冷感タオルは、水で濡らすたびに冷感が復活します。これを首にかけておくだけで、かなり暑さが和らぎます。
1,000円前後で買えるので、1枚は持っておきたいです。
冷感スプレー
スプレーした瞬間に冷たさを感じることができるので、必ず1つは持っておきたいです。
肌に直接スプレーするタイプと、洋服にスプレーするタイプがあります。また、頭を冷やすスプレーもあります。
おすすめは、肌に直接スプレーするタイプです。より冷たさを感じることができます。
首・背中・足などにスプレーしましょう。熱くなったからだを冷やすのは熱中症対策的にもかなり大事です。
日傘
どこでも日陰を作れる日傘は男性女性関係なく持って行くのをお勧めします。男性でも持っている人は結構見かけました。
ライブ会場では日傘は禁止の場合がほとんどですが、移動中や食事中や休憩中にはかなり重宝します。
日傘があるだけで体感2〜3℃は涼しくなります。
日焼け対策と熱中症対策にも有効です。
やって良かった暑さ対策
何かを買ったり持っていったりしなくても暑さ対策はできます。
知識や情報として知っているだけでも違うので、暑さ対策は事前に調べておきましょう。
全てのライブを見ようとしない
夏フェスのチケット代は1万円前後する場合も多く、決して安くはありません。
せっかく来たのだからなるべく多くのアーティストを見たいとなります。
ライブ会場がいくつもある夏フェスだと、なるべく効率良く多くのアーティストを見られるようにかなり頑張ってしまいます。
夏フェスはアーティストのライブを見るのも目的の一つですが、仲間や家族と食べて飲んで話すだけでも良い思い出になります。
スケジュールをギチギチに詰めすぎないで、休憩時間をちゃんと考えておきましょう。
夏フェスではライブ以外にも様々なイベントをやっています。夏フェスは最初から最後までライブを見続ないといけないわけではありません。適度に休憩時間をとりましょう。
日陰を探す
野外フェスでは日陰になる場所がほとんどない場合が多いです。
日陰に入って10分休憩するだけでも暑さが和らぎます。日傘を使っても日陰を作ることができます。
体調が悪くなっても、日陰に行って水分をしっかり摂っていれば治る場合もあります。うまく日陰で休憩していきましょう。
のどが渇いていなくても飲み物を飲む
「のどが渇いたな」と思ってから飲むのでは遅いです。また、「今はのど乾いてないから飲まなくてよい」と思うのも間違いです。
「15分に1回は必ず一口以上飲み物を飲む」などと決めて、のどが渇いていなくても飲むようにしましょう。
夏フェス中は常に汗をかいているので、気づかないうちに水分不足になってしまいます。
水だけでなく、スポーツドリンクなどで塩分補給もしましょう。
まとめ
コロナによる規制がなくなって、夏フェスもこれまで通り開催されるようになってきました。今年から初めて夏フェスに参加する方も多いかと思います。
真夏に何時間も外に居続けるのは思ったより体力を消耗します。
暑さ対策はどれか一つをしていれば良いわけではなく、色々な対策をいくつも組み合わせることで大きな効果を発揮します。
元気に家に帰るまでが夏フェスなので、しっかりと対策をしていきましょう!