【瑞牆山】富士見平小屋でテント泊して瑞牆山へ登山!初めてのテント泊におすすめのテント場!

2024年7月28日から一泊で瑞牆山(みずがきやま)に登ってきました。

瑞牆山荘から出発して富士見平小屋でテント泊しました。

1日目は瑞牆山まで登ってテント泊、2日目は金峰山まで登ろうと思ってたけど、途中の鷲見岩に行って引き返しました。

1日目

9:15 瑞牆山県営無料駐車場(登山口)出発

瑞牆山荘のすぐそばにある無料駐車場に車を停めて出発。日曜日の9時頃でしたが、すでに満車でした。奇跡的に1つ空いたので停められました。

登山口は駐車場のすぐそばにあります。瑞牆山荘の近くにトイレがあります。

瑞牆山荘には自動販売機があるので、飲み物を買い忘れた人は買えます。

上写真の右側が登山口です。

富士見平小屋までは50分ほど。

比較的歩きやす道が続きます。途中で車が通れそうな道がありますが、看板の通りに行けば問題ありません。

途中で瑞牆山が綺麗に見える場所があります。この山に登ると思うとワクワクしてきます。

富士見平小屋までは岩場や鎖場もないので登りやすいです。テント泊の大きなザックを背負っていても問題なく登れます。

10:00 富士見平小屋(テント場)到着

テントを張る前に受付を済ませます。テント泊は一泊1,000円です。テント泊は予約は必要ありません。

標高は1,812m。

入口横に注意書きが書かれているので、よく読んでおきましょう。

テント場はかなり広いです。最大200張りなので土日の混んでそうな時でも大丈夫そう。

トイレもあります。テント泊者は料金に含まれているので、使い放題です。

トイレのすぐ前に歯磨き・手洗い用の水があります。

水場は小屋から少し下ったところにあります。(歩いて2分くらい)

ここの水は「平成の名水百選」にも選ばれた水で、本当においしかったです。しかもめちゃくちゃ冷たい!登山前にここで水を入れていくのをおススメします。

ビールを冷やすための水場もあります。

日曜日の朝時点では40~50張りくらいのテントがありました。かなり余裕でテントを張れます。

また、女性専用スペースもあるので、女性1人のテント泊でもちょっと安心かも。

テントを張ってから瑞牆山に向かいます。

デッキもいくつかあって、たまたま空いていたのでそこに張りました。土で汚れなくてラッキー。

テントはファイントラックの「カミナドーム2」。

ソロテント泊用に購入して、今回初使用です。2人用の大きさを買ったので、テントの中は広くてかなり快適でした。

前室も広くて、設営も簡単で、もうすでに買って良かったと満足しています。

10:50 瑞牆山へ登山開始。

小屋の左側が瑞牆山への登山口です。

最初は登って少し下ってを繰り返します。この辺はまだ歩きやすいです。

11:20 桃太郎岩到着

30分ほど歩くと、真っ二つに割れた巨岩が姿を現します。

これは大迫力です。どうやってこんなになったんだろう。

近くにベンチも少しあるので、休憩するには良いところです。

ここからかなり上り坂が急になってきます。

大きな岩場がずっと続いて、鎖場もいくつかあります。

崖になっていて落ちたら危ない、という事はないので、しっかり鎖を使いながらゆっくり登れば問題なく登れます。

雨だったり、雨が降った後だとかなりすべりやすくなりそうなので要注意です。

大きな岩がごろごろあるので、そこを登っていくのはかなり疲れます。

富士見平小屋から瑞牆山頂上までは約2時間ですが、大変でした。

岩場や鎖場はありますが、特別な技術は必要ないので、体力さえあればなんとかなると思います。60歳くらいの方や小学生低学年の子供も登れていました。

12:25 瑞牆山頂上到着

奥の方の山は雲がかかってたけど絶景でした!

岩場の上から色々見渡せました。

岩場で昼ご飯を食べて、写真を撮りまくりました。

登りは大変でしたが、この景色を見て報われました。

12:55 下山開始

富士見平小屋へ下山します。

岩場は上から見下ろすとちょっとビビります。鎖場も上から見下ろすと怖く感じますが、ゆっくり行けば大丈夫。

膝に負担がかからないようゆっくり降りましょう。

14:15 富士見平小屋到着

日曜日だったので撤収する人の方が多くて、テントが少し減っていました。

17時過ぎに夜ご飯を食べて、21:00ごろ就寝。

風もなくて、そんなに寒くなかったので、わりと快適に眠れました。シュラフをちゃんと閉めて寝ると暑いくらいでした。

2日目 鷹見岩へ

5:30 富士見平小屋出発

5時に起床。金峰山に向かう人は4時ごろから起きている人もいました。

ゆっくり準備して、5:30ごろに出発。小屋とトイレの間の道を登っていきます。鷹見岩(たかみいわ)への道は金峰山への道と途中まで一緒です。

岩場はほぼなく、比較的歩きやすい道が続きます。

晴れてくれたので、朝日が気持ちいい。

50分ほど登ると分岐点に着きます。

分岐をまっすぐ進むと金峰山へ向かう道です。右に曲がって、10分ちょっと歩くと鷹見岩に着きます。

分岐点からの道はかなり狭く、しゃがまないといけなかったりするところもあります。

すれ違うのは大変なくらい狭い道が続きます。

6:35 鷹見岩到着

晴れていたので本当に絶景でした。

金峰山、瑞牆山、富士山、南アルプス、八ヶ岳を全て見ることができます。

金峰山

雲や霧もなく本当に360℃絶景です。

八ヶ岳連峰と瑞牆山

金峰山に登る人が多いので鷹見岩に寄らない人がほとんどなのか、この日は分岐点から往復の間に誰ともすれ違わなかったです。かなり穴場スポットです。

富士山

誰もいなかったので写真も自由に取り放題。30分ぐらい貸し切り状態で写真撮ったり朝ごはんを食べたりしてゆっくりしました。

金峰山登山は時間的にあきらめて仕方なく鷹見岩に行きましたが、大満足です。

金峰山に登る体力や時間がない人は、往復2時間で行ける鷹見岩に行ってみてください。

帰り道も誰ともすれ違わなかったです。

やっぱり金峰山に行く人はわざわざ立ち寄らないのかな。

8:00 富士見平小屋到着

来た道を戻って、1時間もかからず小屋(テント場)まで戻ってきました。

1時間くらいかけてゆっくりテントの撤収をしました。

最後に水場で水を水筒に入れて持ち帰りました。下山の荷物が重くなってもいいので、家でも飲みたいと思うほどおいしい水でした。

9:15 下山開始

月曜日なので、登ってくる人はあまりいませんでした。ヒザに負担がかからないようにゆっくり下っていきます。

晴れてて人も少なかったので、快適でした。

10:05 瑞牆山県営駐車場到着

登山口の瑞牆山県営駐車場(水垣山荘そば)に到着。

お疲れ山でした!

まとめ

瑞牆山は岩場や鎖場があって大変でしたが、それに見合う絶景を見ることができます。

登山口(瑞牆山県営駐車場)から瑞牆山頂上までは約3時間で登れるので、日帰り登山も可能です

また、登山口から1時間でテント場(富士見平小屋)まで行けるので、テント泊デビューにも最適かと思います。

富士見平小屋でテント泊する人は、1日目瑞牆山に登って2日目に金峰山に登るという人が多いです。金峰山まで登るのは体力的、時間的に難しい場合は、2日目は鷹見岩まで行って戻ってくるというルートもアリだと思いました。

また登りたくなる山でした!

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