山梨県北杜市にある日向山に登ろうとした時に、駐車場(登山口)が2つありどちらから登ればいいのか迷いました。
11月の土曜日に矢立石駐車場まで車で行き、日向山頂上まで登りましたが、行く時期や時間帯によっておすすめ度合いが違ったので、比較してみました。
どっちから登ればいい?
まず、私なりの結論から言うと、
「基本的には尾白川駐車場から登る」です。
しかし、以下に全部当てはまるなら矢立石駐車場まで車で行ってもいいかも。
①夏のハイシーズンや大型連休でない
②早朝に矢立石駐車場に到着できる(できれば7時半まで)
③5人乗りのセダン以下の大きさの車
④山道の運転に慣れている
山梨県北杜市公式サイトでも尾白川駐車場からの登山をおすすめしています。
2つの駐車場を比較
2つある駐車場(登山口)の特徴を簡単にまとめました。
矢立石駐車場 | 尾白川渓谷駐車場 | |
---|---|---|
読みがな | やだていし | おじらがわけいこく |
頂上までの登山時間 | 約1時間30分 | 約2時間30分 |
駐車可能台数 | 20~30台 | 約100台 |
駐車場までの道 | 狭い。舗装されてはいるが凸凹の箇所あり。 コンパクトカーでもすれ違いできない箇所がほとんど。 満車だとUターンもできない可能性あり。 | 狭い箇所もあるが、すれ違いができる箇所は多い。 |
駐車場から登山口まで | すぐ。道の途中に停めたら5分以上歩く場合もあり | 駐車場より徒歩5分の竹宇駒ヶ岳神社の手前付近から登山 |
施設 | トイレなし。売店なし。 | トイレあり。売店「おじろ」が隣接。 |
尾白川駐車場の登山口から登っても必ず矢立石駐車場を通ります。尾白川駐車場から矢立石駐車場までは約1時間です。
矢立石駐車場から登ると往復2時間を短縮することができます。
中央道の須玉ICから行くと、途中まで道は同じです。
「矢立石駐車場に行ってみて、停められなさそうなら戻って尾白川駐車場に停めればいい」と思った人もいるかもしれません。
それでもいけるかもしれませんが、あまりおすすめしません。一応20分くらいで尾白川駐車場に戻ってこられますが、矢立石駐車場までの道はかなり狭く、Uターンできなくなる可能性があります。
矢立石駐車場自体には10台ほどしか停められなくて、停められなかった人は道の途中に路駐をします。路駐も含めて20〜30台ほどしか停められません。路駐で道が埋まるとUターンできる箇所がなくります。
地図上だと矢立石駐車場の先にも道はあるようですが、途中で崩落しているようで通行(通り抜け)できません。(2025年1月時点)
路駐されているとコンパクトカーでもUターンできなくなる可能性があります。
土日の朝は7時半ごろにはもう停められなくなっている可能性が高いです。早く矢立石駐車場まで辿り着けそうで大きい車でなければ矢立石駐車場まで行ってみてもいいかもしれませんが、基本的には尾白川駐車場を利用した方が良いと思います。
私は11月の土曜日の7時40分ごろに矢立石駐車場に到着しました。すでに路駐もいっぱいでしたが奇跡的に停めることができました。停められなかったらUターンできなかったかもしれません。
大きめの車で来ている人もいたので絶対に無理だとは言いませんが、どうしても早く登って早く帰らないといけないなどの事情がなければ尾白川駐車場を使いましょう。矢立石駐車場にはトイレがないのもおすすめしない大きな理由です。
山梨県北杜市公式サイトでも尾白川駐車場からの登山をおすすめしています。
ちなみに尾白川渓谷駐車場は甲斐駒ヶ岳の登山口でもあったり、その他にも尾白川渓谷や滝や神社などの観光拠点でもあるので、100台駐車可能であってもハイシーズンは満車になる可能性もあります。
まとめ
日向山は天空のビーチと呼ばれていて、短い登山時間で絶景を見ることができる人気の高い山です。
登山道は難しい箇所もなくて登りやすくて、初心者でも割と簡単に登れると思います。
山梨県北杜市公式サイトでも言われているように、基本的には尾白川駐車場から登るようにしましょう。
2024年11月23日(土)に日向山(ひなたやま)に日帰りで登りました。紅葉は終わりかけていましたが、快晴で絶景を見ることができました。矢立石登山口の駐車場から登りましたが、1時間半で頂上まで行けて絶景を見ることが[…]