私は世界遺産が好きで、世界遺産検定の2級を持っています。
今まで国内と海外合わせて30件以上の世界遺産に行きました。
世界遺産は2021年11月時点で1154件もあるので、全然まだまだですが。
そこで、私がいつか行ってみたい世界遺産ベスト5を考えてみました。
5位 ンゴロンゴロ保全地域(タンザニア・複合遺産)
タンザニアにある、マサイ族と動物が共存する自然保護区域です。数百年前の火山の大噴火によってできた山手線の内側ほどの巨大なクレーターに、約2万5000頭の野生動物が生息しています。
初期の人類の化石や足跡なども発見されて、文化遺産としての価値も高いです。アフリカはエジプトにしか行ったことがないので、アフリカならではの大自然をいつか味わってみたいです。
4位 ヨセミテ国立公園(アメリカ・自然遺産)
東京都の約1.4倍の面積に標高3,000m級の山が連なっていて、雄大な大自然を満喫できます。日本では味わえない地球のスケールの大きさを感じることができます。
登山やトレッキングも楽しめます。
約1000mにもなるエル・キャピタンという世界最大の一枚岩があり、ロッククライマーの聖地としても有名です。
このエル・キャピタンを題材にした「フリーソロ」という映画を観て、ヨセミテに行きたくなりました。アメリカは自然遺産の宝庫なので他にも行きたいところがいっぱいあります。
3位 敦煌の莫高窟(中国・文化遺産)
中国の敦煌(とんこう)市にある、莫高窟(ばっこうくつ)と呼ばれる仏教遺跡です。
南北1,600mに渡って掘られた700ほどの洞窟に、約2400の塑像、総面積4500㎡に渡って掘られた壁画が保存されており、仏教美術としては世界最大の規模です。
なぜここに作られたか、まだ分かっておらず、イスラム教徒の進攻から守るために隠した、燃やすには忍びない像などを廃棄する場所だったなどと言われているそうです。中国中央のモンゴルに近い場所にあるので、一生に一度行けるかどうかの場所にあります。
2位 九寨溝(中国・自然遺産)
2位も中国です。標高2,000mから3,400mの間に大小100以上の沼がある湖水地帯です。
この九寨溝(きゅうさいこう)では石灰岩の成分が沈殿して、日中には青、夕方にはオレンジ色になり、ここでしか見られない独特な景観を見ることができます。
ジャイアントパンダの生息地でもあります。
1970年代に森林伐採の労働者によって偶然発見されたそうです。
写真で見ただけで感動するくらい綺麗なので、絶対に自分の目で見に行きたいです。
近くに空港ができたので比較的行きやすくなりましたが、山奥にあり気候の変動が激しいので中国で一番遅延や欠航が多い航路らしいです。
1位 カナイマ国立公園(ベネズエラ・自然遺産)
面積は30,000㎢にもなり、関東地方ぐらいの大きさの公園です。
人類未踏の地が多く残されていて、地球最後の秘境とも呼ばれています。
地殻変動の影響を受けなかったので、約20億年前の地層がそのまま残っているそうです。
ギアナ高知と呼ばれている100ほどのテーブルマウンテンがジャングルに浮かぶ一帯が特に有名です。
そこには979mという世界一の落差を誇るエンジェルフォールという滝があり、落差がありすぎて落ちてくる水は空気中で霧となって散ってしまうため、滝壺がありません。
これだけ文明や科学が発達しても、まだ人類がたどり着けない場所があると思うだけでワクワクします。死ぬまでに必ず行きたいです。
まとめ
私は自分の悩みとかどうでもよくなるぐらいの圧倒的な大自然を感じたい派なので、自然遺産が多くなってしまいました。
世界遺産は見た目の凄さに目が行きがちですが、その遺産の歴史や背景、現状を知ると、より実際に見たときの感動があると思います。
今は自由に海外旅行に行けませんが、来年は海外旅行に行きたい。
お金と時間を確保しなくては!