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木曽駒ヶ岳の基礎情報
- 長野県上松町・木曽町・宮田村にまたがっている
- 標高2,956mで、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰
- 日本百名山・新日本百名山・花の百名山に選定されている
- ロープウェイで一気に標高2,600mまで上がれる
初めて山で1泊しようとしている方に非常にオススメの理由を紹介します。(2017年7月21〜22日に行った記録です。)
約2時間の登山で3,000m近い山の頂上まで行ける。
登山を始めたばかりの人にとっては、1泊となると荷物もおおくなって宿泊もするので、いつもよりかなり疲れます。
木曽駒ヶ岳は日本一の高低差を誇るロープウェイ(950mを7分30秒)で、一気に2,616mまで行くことができます。
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ロープウェイを降りるとすぐに千畳敷カールを見ることができます。
私が行った時は残念ながら少し曇っていました。
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遊歩道があるので、登山せずにこの周辺の景色を見て帰る人もいます。
八丁坂分岐点から乗越浄土まではけっこう急な登り坂が続きます。ですが、険しいわけではないので、ちゃんとした装備をしていれば誰でも登れます。
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乗越浄土からは比較的緩やかな上りになります。途中で山小屋をいくつか通過して中岳の頂上を通過すれば頂上に到着します。
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千畳敷駅→(50分)→乗越浄土→(20分)→中岳→(40分)→木曽駒ヶ岳山頂
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約2時間の登山で約3,000mの山に登れるのは本当に魅力的。
北アルプス・南アルプスを一望できる絶景!
山頂からは北アルプス・南アルプス・御嶽山・富士山を一望できます。
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絶景すぎる!
約2時間の登山でこの絶景を見れるのはコスパ最強ですわ^ ^
初めての1泊登山でこの絶景を味わったら、間違いなく登山にハマっていきます。
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テント泊も小屋泊もできる
乗越浄土から木曽駒ヶ岳山頂までの間に山小屋は4つあります。テント場は1つ。
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私は駒ヶ岳頂上山荘に泊まりました。
ここに唯一のテント場があります。
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小屋泊では夕食も朝食もつけることができ、トイレや飲み水もちゃんとあります。
晴れていたら、山小屋を出てすぐにこんな雲海と朝日を見ることができます。絶景。
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簡単に行けると舐めてかかってはダメ!
初心者でも簡単に上ることができる山ですが、決して舐めてかかってはいけません。
山の天気は変わりやすい
山の中では、どんなに晴れていても急に曇ったり雨が降ったり霧がかかったりします。
朝日の絶景を見れたと思ったら、10分後には霧で何も見えなくなりました。
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日中は晴れていたのに、夜中には大雨警報が出てもおかしくないくらいの雨が急に降ってきました。晴れの予報でも雨が降る可能性があります。
雨や霧になると滑りやすくなったり前が見えなくなったりして、登山がより難しくなります。
酸素が薄い
3,000m近くの標高があるので、地上より酸素が薄くなります。その分疲れやすくなり、疲れが取れにくくなります。
余裕だと思っても無理に歩くペースを上げずにゆっくり登っていれば、高山病にはなりません。
しっかりとした登山装備をする
どんなに晴れていても雨具は必須です。雨具がない場合は登山をしてはいけません。特に1泊の場合。
頂上と地上では気温が約18℃違います。(標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がる)
真夏でも夜は着込まないと寒いです。山頂でご来光を見たい方は特に注意。
勇気がある人は宝剣岳にも登ってみよう(かなり危険)
乗越浄土をちょっと登ったところから宝剣岳にも登ることができます。
ただ、この宝剣岳はかなり危険です。
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足を踏み外したらふつうに崖に落ちます。
しかも霧で下が見えなくなっていて、どこまで落ちるか分からなくて余計に怖かった。
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滑落事故も起きているので、本当に自信のある人だけ挑戦しましょう。
木曽駒ヶ岳に登るならこれからの季節がピッタリ!
真夏になるとかなり混むので、学校が夏休みに入る前に行った方が混んでないかも。
山頂に雪が少し残っているので、山がより綺麗に見えます。
初めてのテント泊や小屋泊をして絶景を堪能したい人は本当にオススメの山なのでぜひ行ってみてください。