冬キャンプはストーブがないとダメ?ストーブがなくても冬キャンプはできる!

10月後半になってますます寒くなってきました。

キャンプの季節ですね!

虫もいなくなって、汗もかかなくなって、空気が澄んできて、星が綺麗に見えるようになっていきます。

フレンドパークむかわ(3月)

冬キャンプはオススメできるメリットがいくつもありますが、最大にして唯一の問題である寒さ対策

私は冬キャンプでストーブを使ったり、電源付きサイトを利用したりしたことがありません。

なくてもなんとかなります。

ストーブや電源付きサイト以外でできる寒さ対策を紹介していきます!

とにかく着込む

シンプルにして一番効果があります。

家にある暖かそうな服を持っていけるだけ持っていく。

オススメはユニクロで売っているこの3つ

「超極暖ヒートテック ウルトラウォームクルーネックT(9分丈)」

「超極暖ヒートテックウルトラウォームタイツ」

「ヒートテック ソックス」

超極暖シリーズのヒートテックの上下と靴下。インナーとしてはこれが最強だと思います。

3つ買っても5,000円いかないくらいです。コスパ最強。

公式HPより

上はこのヒートテックに、長袖のシャツ(メリノウール素材)、薄めのダウン、フリース、ダウンコートを着ます。

下はヒートテック、長ズボン、ダウンズボン、ゴアテックスのズボンを着ます。

0℃くらいの気温だったら、これだとちょっと暑くなるかもしれない。マイナス10℃だったらこれでも寒いです。

風や冷気を遮断する

服の隙間から入る風や冷気を防ぐことができれば大抵の寒さはなんとかなります。

風速が1m上がると体感温度は1℃下がります。風に当たらないようにするのが本当に大事。

一番はゴアテックス素材のシェルを着ること。

ゴアテックスが一番良いですが、風を遮断できる素材の上下の服は必須です。これで体感温度は5℃くらい違うと思う。

ズボンと靴の隙間から風が入ると本当に寒いです。ダウンブーツなどのくるぶしより上にある靴を選びましょう。

カイロを貼りまくる

 貼るカイロを腰やお腹に貼るとやっぱり暖かい。

そしてオススメは靴の中に入れる足用のカイロ。

中敷のように靴底に置くだけ。

足が一番冷えやすいので、これがあるのとないのでは全然違います。

寝るときは湯たんぽ必須

テントで寝る前にシュラフの中に湯たんぽを入れておきます。

ちゃんとした湯たんぽでなくても、ウォーターキャリーやお湯がOKなペットボトルでも大丈夫です。

寝るときは湯たんぽさえあればなんとかなります。

ずっとシュラフに入れておけば朝まで冷めずに持ってくれます。

湯たんぽは絶対に試してください。快適に寝られるかは湯たんぽにかかっています。

焚き火をする

冬キャンプで焚き火をしない人の方が珍しいくらい冬といえば焚き火です。

焚き火の炎をずっと見てるのがキャンプの目的といってもいい。体も暖まるし。

アウターとしてダウン素材の服を着ていると、火の粉が飛んで簡単に燃えるので注意。

アルコールを飲む

強行手段っぽいけど、やっぱりアルコールを飲むと体の中から暖かくなってきます。

キャンプに来てお酒を全く飲まない人はあまりいない気がするけど(笑)

冷たい酒でもしばらくすると暖かくなってきます。

冬は汗をかかないから酒が抜けにくくなるのでほどほどに。

冬用の寝袋を買う

寝袋はどのくらいの寒さまで耐えられるかの指標があります。

基本的には①夏用 ②3シーズン用(冬以外) ③冬用 の3種類に分かれます。

私は登山用でも使うので、マイナス15℃くらいまで耐えられる寝袋を買いました。

 公式HPより

3シーズン用でも氷点下まで耐えられるような寝袋もあるので、今の寝袋でも大丈夫か確認してみて下さい。

温度表記は2種類あります。表記名はメーカーによって異なります。(下はモンベルの表記)

快適温度・・・そこそこ快適に寝ることができる気温

使用可能温度・・・ギリギリ耐えながら寝られる温度

使用可能温度からプラス5℃くらいの気温で使すればある程度快適に寝られると思います。

標高の低いキャンプ場を選ぶ

景色の綺麗なキャンプ場は割と標高が高めの場所にあることが多いです。

標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がります。

0.6℃と聞くと大したこと無さそうですが、標高1000mだと6℃も違います。この違いはかなり大きいです。

富士山の絶景で有名なふもとっぱらキャンプ場も実は約800mあります。地上と5℃くらい違います。

ふもとっぱらキャンプ場(1月)
ふもとっぱらキャンプ場(1月)

標高が0mに近いところでキャンプすれば、夜中でも0℃かマイナス1、2℃くらいです。

これなら着込んで風対策をしていればなんとかなります。

私は標高1500mぐらいのキャンプ場でキャンプをしたことがあります。

長野県・陣馬形山キャンプ場

深夜はマイナス10℃以下になりました。これは本当に防寒対策をしないと生死に関わります。

しかし、上記の対策を全てやっていればなんとかなりました。

冬キャンプ初心者の方は標高の低いキャンプ場を選べば全然いけます。

まとめ

ここまでやるならストーブとか買えば良いのに。と自分でも思いました。(笑)

夏とか春にしかキャンプをやったことない人はもったいないです。

全然混んでいないキャンプ場で、ゆっくり焚き火をしてみてください。必ず冬キャンプが好きになります。

最初は電源サイトを利用するなどしても全然良いと思います。

最低気温がマイナス1,2℃くらいでしたら、上記の対策をいくつかやっていれば何とかなります。

今度は積雪キャンプやってみたいなあ。

実際に冬キャンプをした記事はこちら↓

【おすすめキャンプ場】富士山を日本一綺麗に見ることができる!ふもとっぱらは国内屈指の絶景キャンプ場!

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