【キャンプで焚き火を始めたい】焚き火の始め方と最初に買うべき道具を紹介!

キャンプと言えば「焚き火」という人は多いです。「焚き火をやるためにキャンプをする」という人もいます。夏でも焚き火は必ずやるという人もいます。

しかし、全く焚き火をしたことのない人にとっては、分からないことだらけです。特に火を扱うので、一歩間違えたら怪我や火事につながります。

  • まず何を買えば良いのか
  • どうやって火を付ければ良いのか
  • どうやって火を消せばい良いのか
  • 気を付けるべき点は何か

焚き火を始めようと思った時に、皆さんが必ず思うであろう疑問点を解決していきます!

まず何を買えば良いのか

焚き火だけでもかなり多くの種類の道具があり、絶対必要な道具とあったら便利な道具があります。

その中でも絶対に買っておくべき道具を紹介します。

焚き火台

焚き火台は必ず必要です。というか焚き火台がなければ焚き火はできません。

地面との距離を開けるために必要です。

地面に直接薪を置いて焚き火をすると、芝などが焼け焦げてしまい、さらに火事の危険性も高まることから、今は焚き火台必須とするキャンプ場がほとんどです。

有名なのはユニフレームの「ファイアグリル」です。

焚き火もバーべキューもできて、設営は1分くらいでできます。

迷ったらファイアグリルを買っておけば間違いありません。

  • 何人で使うか(大きさ)
  • バーベキューも同じ台でやるか
  • 設営と片付けは楽か
  • 持ち運びや収納は楽か

上記の点に気を付けて焚き火台を買ってみて下さい。

火ばさみ

火ばさみは薪を焚き火台にくべたりする道具です。

100円ショップに売っているものから、ブランド物で1万円以上するオシャレなものまで、色々あります。

機能は基本的に変わらないので、特にこだわりがなければ安い火ばさみでも良いでしょう。

着火剤と火を付ける道具

薪に火をつけるための道具が必要です。

チャッカマンやガストーチ、マッチ、ライターなどがありますが、火をつけられるものなら基本なんでも良いです。

薪に直接火をつけるのはかなり大変なので、着火剤もあった方が良いです。

固形タイプやチューブタイプなど様々ありますが、特にこだわらなければ100円ショップでも買えます。

当たり前ですが薪を買う必要があります。

持ち運びが面倒ならキャンプ場で買いましょう。だいたい1kgで400円〜500円程度で買えます。

キャンプ場周辺のコンビニやスーパーにもたまに売っています。

とにかく安く買いたいならネットで買うのもアリです。

夜ご飯を食べた後、寝るまでに焚き火をするなら1kgの薪で足りるでしょう。夕方から焚き火をしたり、翌朝にも焚き火をするならもっと薪が必要になります。

まずはこれを買えばキャンプができる。

上で紹介した、焚き火台・火バサミ・着火剤・火をつける道具・薪があれば焚き火を始められます。

火バサミ・着火剤・火をつける道具(チャッカマン)は100円ショップでも買えます。薪は500円程度、焚き火台は小さめのなら1,000円程度で買えます。

つまり、焚き火は2,000円もせずに始められます。難しく考えずに、とりあえず始めてみましょう。

どうやって火を付ければ良いか

焚き火を始めようと思った時に、「すぐに火をつけられるか」を心配する人は多いと思います。

ですが、心配いりません。チャッカマンと着火剤があれば、すぐに火をつけられます。どちらも100円ショップで購入できます。

薪を焚き火台に置いて、着火剤を下の方に置いて、着火剤に火を付けるだけ。後は待てば薪にも火が付きます。

最初は「そんな簡単に火が付くのか?」と思っていましたが、意外と簡単にできます。

薪や着火剤の置き方や、風があるか、薪の種類などによって火の付きやすさは変わってきますが、よほどのことがない限り全く火が付かないということはないでしょう。

最初のうちは、念の為着火剤を多めに持っていった方が良いでしょう。

どうやって火を消せばよいか

焚き火初心者は、「火を消す」ことを考えておくのを忘れてしまいがちです。

焚き火の火の消し方は大き分けて3つあります。

火をきちんと消すことは本当に大切なことなので、しっかりと考えておきましょう。

火消し壺で火を消す

一番安心で楽で、おすすめの方法です。

使い方はシンプルで、壺に燃えたままの薪や炭を入れて、ふたをして密閉させるだけ。

確実に火を消すことができます。

使いかけの薪は次の焚き火で再利用できる点もメリットです。

安いもので1,200円くらいから売っています。上記の必須道具に入れても良いくらい、必須級の道具です。

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水をかけて火を消す

キャンプ場によっては、夜22時以降は焚き火禁止という場所もあります。

火消し壺をもっていなくて、すぐに火を消す必要がある場合は水をかけるのが一番確実です。火を確実に消せるので、安心です。

ただし、まだ使える薪も濡れてしまうので、再利用ができなくなります。また、焚き火台も濡れてしまうので、翌朝に焚き火ができなくなってしまいます。

できれば火消し壺を買うのが良いでしょう。

火が消えるまで待つ

シンプルで誰でもできる方法ですが、寝るまでに火が消えるかを計算しながら焚き火をしなくてはいけません。

また、最後の方は火が完全に消えているかどうかが分かりにくいです。

火が付いたまま寝てしまうのはキャンプで一番やってはいけないことの1つです。火事の危険があります。

火が完全に消えていないのに、炭捨て場に捨ててしまうのも絶対ダメです。最後は確実に消すために水をかけてから捨てましょう。

焚き火で注意しておくべき点は何か

キャンプ場でのルールを守る

当たり前ですが、事前にキャンプ場での焚き火のルールや売店で何が売っているかを確認しておきましょう。

  • 何時まで焚き火OKか
  • 直火はできるのか(焚き火台が必要か)
  • 焚き火をして良い場所はどこか
  • 炭は捨てられるか
  • 薪や着火剤は売店で買えるか

隣りのキャンパーに迷惑をかけない

隣りのテントサイトが近い場合は、焚き火も気を付けながらやる必要があります。

特に風が強い時に、隣のテントサイトが風下だと、煙が全部隣りのキャンパーへ行ってしまいます。

煙たくなったり、テントに煙の匂いが付いたり、かなり迷惑になります。

基本的に風が強すぎる時は焚き火はしてはいけません。

火の粉が飛んだり焚き火台が倒れて火事になってしまったり、テントなどに火の粉が飛んで破けたり、隣りのキャンパーに迷惑をかけたりしてしまいます。

隣りも少し気にしながら焚き火をしましょう。

来た時より綺麗にして帰る

キャンプ初心者が一番やってしまいそうなミスですが、捨て方がわからなかったりめんどくさかったりして炭や他のゴミをそのままサイト内の地面に捨ててしまう人がいます。

さらに、火が付いたまま炭を捨てている人もいるみたいです。そんな人はキャンプをやる資格はありません。

ゴミをきちんと捨てるという当たり前のことを守らない人がたまにいます。特に初心者に多いです。

焚き火に限らず、水以外の飲み物を地面にそのまま捨ててしまったり、キャンプ場のゴミ捨てルールを守らなかったりということも絶対にダメです。

このようなことが続いていくと、キャンプ場の存続に関わってきます。

「来たときより地面を綺麗にする」くらいの心意気でキャンプをしてください。

色々と注意点を書きましたが、簡単に言うと「常識的な範囲でルールやマナーを守って楽しく焚き火をしましょう」ってことです。特に難しいことはありません。

まとめ

「焚き火って火を扱うから、初めてだと怖い」と思っている方もいるでしょう。私もそうでした。

しかし、事前にネットや本などで焚き火の知識を学んで、道具をちゃんと揃えていれば、案外あっさりとできます。

火を扱うので、細心の注意を払うのは当たり前ですが、正しい知識を持ってキャンプ場のルールを守ってやっていれば大丈夫です。

次回のキャンプではぜひ焚き火をしてみてください!

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