2022年3月13日に三頭山に登ってきました。
半年ぶりの登山だったので、軽めに日帰り登山ができる山を探して、この山を見つけました。
登山口へ行きやすく、登山道も歩きやすいので、登山初心者や久しぶりの登山におすすめの山です。
三頭山の基本情報
名称 | 三頭山(みとうさん) |
場所 | 東京都西多摩郡奥多摩町・檜原村、山梨県上野原市、北都留郡小菅村にまたがる。 |
標高 | 1,531m |
特徴 | 日本三百名山、山梨百名山、奥多摩三山の最高峰 3つの頂上がある。西峰(1,527m)、中央峰(1,531m)、東峰(1,528m) |
登山口 | 都民の森の駐車場から上り約2時間、下り1時間半。 |
行った日 | 2022年3月13日(日) |
当日の天気 | 曇り時々晴れ |
当日の気温 | 山頂付近 約10℃ 地上 約19℃ |
関連サイト | 檜原村観光協会 東京都檜原都民の森オフィシャルWEBサイト |
登山口へのアクセス
三頭山へは東西南北どこからでも行けるルートがあります。
どこから行っても日帰りで登山ができます。
どの登山口もバス停が近いので、バスで行く人は三頭山まで登って、下りは別の登山口から帰ることも可能です。
一番有名で人が多いのは都民の森からです。
都民の森から(東側から)
一番行きやすくて、一番人気のある登山口です。車で行く人はこのルートが一番人気でしょう。
JR武蔵五日市駅から都民の森までバスも運行されてるので、バスでも行けます。
私も都民の森に車を停めて登りました。迷ったら都民の森から登れば間違いありません。
小河内神社(おごうちじんじゃ)のバス停から浮橋を渡る(北側から)
奥多摩駅から奥多摩行きのバスに乗って行ける登山口です。
奥多摩湖を渡る浮橋は絶景で有名です。
電車とバスで行く人で、登山に慣れている人は、この登山口が人気です。
山梨県側鶴峠から(西側から)
標高870mの鶴峠登山口からも登れます。
上野原駅から鶴峠バス停までバスで行くことができます。バスは本数が少ないので、事前に調べてから行きましょう。
路肩に3台ぐらい車を停められるようなので、一応車でもいけます。
鶴峠から三頭山山頂までは上りで2時間〜2時間半です。
頂上まで標高差が700mくらいあるので、健脚者向けかも。
郷原登山口から(南側から)
郷原(ごうばら)バス停の登山口から、槙寄山(まきよせやま)を通って三頭山に向かうルートです。
郷原から三頭山頂上(西峰)までは約3時間40分ほどです。
健脚者向けです。
バスの本数が少ないので、事前に調べて行きましょう。
山行記録
登ってから気づきましたが、3月13日は「三頭山の日」でした。3月(み)13日(とうさん)です。
4日前に雪が降ったようですが、登山道はほとんど雪は残っていませんでした。
雪が残っていて凍っていて滑りそうな道は少しありました。でも、軽アイゼンは持っていましたが、使うほどではなかったです。
雪が溶けてベチャベチャになった道があって、歩きづらい道はありました。
都民の森から
都民の森の森林館などは、まん延防止措置の影響で閉館していましたが、駐車場(無料)と近くのトイレ、小さな売店はいつもどおり営業していたので、登山目的の人は普通に利用できます。
都民の森の駐車場からは、色んな登山コースがあります。
その中でも、私は「ブナの路コース」で登りました。早い人なら3時間ほどのコースです。
三頭大滝や三頭山の3つの頂上に行けるので、三頭山登山が目的の人はこのコースが一番良いと思います。
9:55ごろに都民の森の駐車場から出発。
三頭大滝までは整備された歩きやすい道です。
15分ほど歩けば三頭大滝に到着。
雪が残っていて綺麗でした。
三頭大滝からすぐに大滝休憩小屋に到着。
トイレがあります。ここから1時間ほどはトイレがないので、行っておきましょう。
10:20 三頭大滝小屋を出発。
ここからは登山道になります。
雪が少し残っていました。
雪が凍っていて硬くなっていて滑りやすです。登山靴であれば、軽アイゼンがなくてもなんとか登れます。軽アイゼンは持っていましたが、使いませんでした。不安なら着けて登った方が良いです。
雪が残っているところは少しだけで、ほとんど雪は残っていませんでした。
曇っていたけど登っていたら暑い。半袖でも良いくらいでした。
11:10 ムシカリ峠に到着。
ベンチもあるので休憩もできます。
ムシカリ峠を左側に少し行くと、トイレがあります。
ここから三頭山の頂上に行くと、都民の森に下山するまでトイレはありません。(三頭山頂上にもありません)ここでトイレしておきましょう。
ここから15分ほどで三頭山の頂上に到着します。
11:30 三頭山(西峰)の頂上に到着。
西峰が一番広くて景色が綺麗なので、休憩やご飯を食べるならここでしましょう。ベンチもいっぱいあります。
頂上に着く頃には晴れてくれましたが、山の景色は見づらかったです。残念。それでも良い景色でした。
ここで昼ごはん。
サンドイッチとスープというかなり簡単なご飯。
まあ山で食べたらなんでも美味しい!
頂上での気温は約10℃くらいだったと思います。1枚か2枚長袖を着ていれば十分でした。30分ほど休憩。
12:05 西峰を出発
「鞘口峠」方面へ行きます。
西峰から5分くらいで中央峰に到着します。
この中央峰が三頭山の最高標です(1,531m)。
周りは木に囲まれて、展望は良くありません。この柱が立っているだけで特に何もありません。
そしてさらに2分ほど歩くと東峰に着きます。
東峰(1527.5m)も、展望は良くなく特に何もないので素通りします。
たまに景色が開けているところがあって、綺麗な景色でした。
雪が凍っていてかなり滑るところや、雪が溶けて地面がベチャベチャになっているところがありました。
軽アイゼンは使いませんでしたが、使った方がよかったかも。
泥道になっていところもあったので、靴がかなり汚れました。
12:50 見晴し小屋に到着
小さな小屋があって、休憩できます。
周りは木に囲まれていて、見晴し小屋という割にはあまり景色は見えませんでした。
すぐに見晴らし小屋を出発。鞘口峠までひたすら下ります。
13:15 鞘口峠に到着。
ベンチがあるので休憩できます。
ベンチの左側の道を行きます。「森林館・駐車場・都民の森バス停」の方へ行きます。
あと300mくらいなのでもうすぐです。
このブナの木に囲まれた道が綺麗でした。
途中にある森林館に寄りました。ここにはトイレもあります。
新型コロナウイルスの影響でまん延防止措置が出ていたので、森林館は休館していました。本当ならレストランなどが営業していたようです。
登った3月13日は、み(3月)とうさん(13日)で、「三頭山の日」でした。
この時に初めて気がつきました。
イベントが中止になっていたみたいで残念。その代わりに、炭と檜チップが置いてありました。
一つずついただきました。
登山靴の汚れを落とせる流し場がありました。有難い。
13:35 都民の森駐車場に到着。お疲れ様でした!
10時ごろに出発したので、約4時間半でした。休憩は全部で50分くらいだったので、登山時間は3時間40分ほどでした。久しぶりの登山だったのでペースはゆっくりめでした。
今度は雪が積もっている時に登ってみたい。
気軽に日帰り登山がてぎる山として最高でした。
登山ルートがいくつもあるので、また別のルートで登ってみよう。
今年の冬は雪山登山デビューする予定なので、はじめての雪山登山の山としてぴったりかも。
今度は雪が積もってる時に行ってみたいです。
日帰り登山といえば神奈川県の丹沢方面ばかり行っていたけど、奥多摩も色々行ってみたい。